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台湾で出版された中国語(繁字体)版です。牡丹社事件の全容や和解の意味をわかりやすく解説してくださっています。編集者と翻訳者が知恵を出し合い、"マブイの行方“という難しいニュアンスの日本語を上記のように訳して下さいました。推薦の序文は原住民文化やポストコロニアルの研究者として名高い中央研究院の黄智慧先生。牡丹社事件の全容や和解の意味をわかりやすく解説してくださっています。翻訳は日本の一橋大学で日台近代史を研究する若手研究者の黄耀進さんです。中国語でお読み頂くとまた別視点から歴史を眺められると思います。
ネット注文できます。
https://www.books.com.tw/products/0010889710
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日台の近代史の幕開けに起きた「牡丹社事件」を、現代の視点から初めてとらえた本書には、百数十年の時空を超えて、
異郷で命を落とした犠牲者のマブイ(霊魂・琉球語)と向き合った遺族たちが登場。
罪と罰、和解と葛藤。加害と被害の末裔が日台で繰り広げた知られざる和解のドラマ。
この数年間、台湾屏東県、沖縄県宮古島、那覇市、長崎県長崎市、大分県大分市へ事件の関係者を訪ねて回りました。百数十年前の事件が台湾でも日本でも生き続けていることを実感。私たちは「歴史の子」であることを忘れてはなりません。日本と台湾の近代史をさらに知りたい方、ぜひお読み下さい。
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「台湾に世界遺産はいくつあるでしょう?」
このように質問するとたいていの日本人は思案顔をし、次に、「実はひとつもありません」と告げると、「うっそぉ」と言って驚いた顔をします。
台湾は、ご存知のように国連に加盟させてもらえないため、ユネスコの世界遺産条約も批准ができません。したがってひとつもないのが現状です。しかし、台湾は、美しく雄大な自然と多元文化の宝庫です。
2002年より台湾の政府は候補地運動をはじめ、現在18か所の認定を済ませました。
本書は日本初の、台湾世界遺産候補地を紹介する一冊で、台湾の達人と言われる執筆者が結集して、各候補地を案内しています。いままでの台湾旅行とは違う、新しい視点でこの国の魅力発掘にぜひともお役立てください。オールカラーでこの値段、お得です!
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2003年以来、10年ぶりにお茶の本を書きました。内容をひとことで言うと大人のお茶談義です。従来の固定観念にとらわれず、コミュニケーションツールとしてのお茶の魅力を恋愛や性とからめて展開しました。お茶とセックスなんていうと、たいていの人は眉をつり上げてええっ?と言ったりはじけるように笑い出すのですが・・・まあ、読んでみて下さい。男性、女性それぞれの身体によいハーブティーから緑茶、烏龍茶、紅茶の奥深い世界までをご紹介。こうした類書は台湾にも香港にもなし!と自負する1冊です。 |
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日本統治時代(1895〜1945)に、台湾の近代化に貢献した9人の日本人の物語です。本書は、単なる偉人伝ではありません。
彼らの胸像を制作してその功績を顕彰し続けているトオサン世代の実業家であり文化人、許文龍氏の視点を重ね合わせて紹介しています。
すなわち、居丈高な権力者ではなく、台湾民衆のためにもくもくと働いた日本人をとりあげる許氏の視点は、生活者の側からとらえた台湾近代史そのものと言えましょう。
私...は許文龍氏の胸像制作に対する思いを序文に、そしてアジア初の環境型ダムを1923年に南部台湾につくった技師鳥居信平について寄稿。 |
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屏東県政府の依頼でまとめた鳥居信平と「二峰圳」の物語です。本文は日本語と中国語が併記されています。
中国語の勉強をしておられる方にも読んで頂きたいと思います。
いかにも台湾らしく、オールカラーの豪華本。装丁も日本と大分雰囲気が違います。国立屏東科技大学の丁K士教授の監修、翻訳は台北の「友愛会」会員でもある翻訳専門会社社長の楊鴻儒さんにお願いしました。
日本では未発売ですが、入手されたい方は屏東県政府文化処へ申し込んで下さい。 |
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戦前の日本教育を受け、"美しい日本"を胸に抱いて戦後の国民党政権を生き抜いた台湾の多桑(トオサン=父さん)たちの心情に迫るノンフィクション。 「私は彼らの哀しみがどれほど理解できたのだろうか?」常にそのことを問いながらの作業でした。台湾を訪れたことのある方も無い方も、ぜひご一読を。 |
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1996年に出版してから多くの皆さんに読んで頂いた入門書が、04年に改訂版となって発売になりました。中国大陸の茶館情報も掲載。 |
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満たされないには訳がある。セックスセラピストと泌尿器科医師の美人姉妹が組んで、女性の性機能不全を解き明かします。国立千葉大学産婦人科大川玲子先生に監修をお願いした翻訳書。アメリカの女性たちは、満たされたセックスライフこそがクオーリティー・オブ・ライフの基と考えていることがよくわかります。若い女性たちにぜひ読んで頂きたいと思います。 |
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「中国茶は心して飲め!」これをテーマに中国茶のしたたかな一面やブームの裏側に迫った一冊。ブランド信仰を捨てて、商品としてのトレサビリティーにも関心をもっていただきたい。 |
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地雷や内戦だけがカンボジアではない、未来のカンボジアを描いて・・というカンボジア留学生たちの熱意で生まれたカンボジアの衣食住、文化の指南書です。カンボジアの素顔にまつわる情報満載。 |
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1980年代の末、パリの場末のレストランで出会ったカンボジア人。彼は戦前日本に留学した南方特別留学生でした。元外交官とその義母と名乗る日本人女性の数奇な運命を描いたノンフィクション。この著作が縁となり、皆様のご支援もあり、主人公の故郷に小学校と中学校の校舎を建設することが出来ました。詳しくは「CAMBODIA」の項へ。 |
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1997年6月30日。忘れもしない、私はどしゃぶりの雨の中で行われた返還式を、北角の小さな一膳飯屋のテレビで食い入るように見つめていた・・・・・植民地時代を経て1997年に中国返還となった香港へのオマージュ。絶版のためネット書店でお買い求め下さい。 |
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アジアの歌姫として君臨した彼女は、ケ麗君(北京語でデン・リーチュン、広東語でダン・ライグァン)として、知れ渡っていた。その彼女がなぜ歌わなくなったのか? 生まれ故郷台湾と血の祖国中国を、どのように見ていたのか?華人スターとしての生涯を、アイデンティティー・クライシスの観点から描いた評伝です。 |
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